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仕上げ磨きのやり方とコツについて

お子さんの「仕上げみがき」に、かなり手こずっている、というお母さんお父さんは多いのではないでしょうか。嫌がるお子さんが相手ではかなりのストレスですし、毎日続けるのは必要なことが分かっていても中々大変なことだと思います。

日本では90%のご家庭で仕上げ磨きが行われていますが、「そもそも仕上げ磨きってどうすればいいの?」と悩んでいる方も多い様です。今回は効果的な仕上げ磨きの方法のお話をします。

 

仕上げ磨きを始める時期は?何歳まで必要なの?

乳歯が生えてくる6〜8か月頃が、歯磨きスタートのタイミングです。始めの時期はハブラシに慣れることが大切です。嫌がるようでしたら、歯磨き用のガーゼなどでお口に物が入ることに慣れさせることから始めましょう。奥歯が生えてくる1才6か月頃までには、歯磨き習慣ができることを目指しましょう。

6歳頃までは基本的に毎日できると良いでしょう。6〜9歳はお子さん本人が歯磨きをマスターしていく時期です。この時期は上手になるにつれて回数を減らしても良いですが、忘れていないか毎日声かけはしてください。

 

どういった歯ブラシがおすすめ?

ヘッドが小さな子供用の歯ブラシを使いましょう。お子さんが歯ブラシを噛んで、毛先が乱れてしまったものを多く見かけます。毛先の乱れた歯ブラシではうまく磨けなかったり、歯ぐきを傷つけやすくなります。新品の歯ブラシを仕上げ磨き用に使って、仕上げ用のお下がりをお子さん用にしてあげると良いでしょう。(歯ブラシの交換の目安は1ヶ月程度です。)

 

仕上げ磨きの姿勢や仕上げ磨きのポイント

ひざ枕の状態で、お子さんの後ろに回り頭をお腹や脇で固定して歯磨きしてあげるのがおすすめです。

 

上くちびるの裏にある「スジ」の部分に歯ブラシが当たると、痛くて歯磨きを嫌がる原因になってしまいます。上くちびるを持ち上げて、「スジ」の部分を反対の指で隠して仕上げ磨きをしてあげましょう。

 

歯垢(プラーク)はなかなか取りきれないため、丁寧に動かしましょう。軽い力で2本づつくらい磨くつもりで小さく動かすことが大切です。一ヶ所につき20回程度は擦るようにしましょう。歯の裏側やかみ合わせの部分はお口を「あ」の形で大きく開けてもらったり、ほっぺた側は「い」の口にしてもらうようにすると磨きやすくなります。

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