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自分に合った歯ブラシを選んでいますか?正しい選び方と交換時期のポイント
みなさんは、どんな基準で歯ブラシを選んでいますか?
「いつもこれだから」「安かったから」と、なんとなく選んでいる方も多いのではないでしょうか。でも、毎日使うものだからこそ、歯ブラシ選びはとても大切です。
今回は、健康なお口を守るために知っておきたい【歯ブラシの選び方】と【交換のタイミング】についてご紹介します。
自分に合った歯ブラシの選び方
毛の硬さは「やわらかめ」か「ふつう」がおすすめ
市販の歯ブラシには「かため」「ふつう」「やわらかめ」といった種類があります。強く磨きがちな方や、自己流でブラッシングをしている方は、「かため」のブラシだと歯茎を傷つけてしまうリスクがあります。
とくに、歯ぐきが下がってきて気になるという方には、やさしく磨ける「やわらかめ」か「ふつう」のブラシが適しています。
毛束の形は「平ら」で3〜4列程度のものを
歯ブラシの毛のカットには、山切りやギザギザのものもありますが、均一に歯にフィットしやすいのは「平らな毛先」のものです。また、毛束の列数は3〜4列程度のものが、細かい部分にも入りやすく、しっかり磨けます。
ヘッドの大きさは「小さめ」が理想
ヘッドが大きい歯ブラシは、一見して効率的に思えるかもしれませんが、奥歯までしっかり届かず、磨き残しが出やすくなります。とくに舌や頬の裏にぶつかりやすくなるため、口の中での動きがスムーズな「小さめヘッド」のものがおすすめです。
歯ブラシの交換時期は「1ヶ月」が目安
毛先が広がった歯ブラシは、汚れを落とせない
歯ブラシは見た目がきれいでも、毛先が広がってくると、汚れを落とす力が約6割まで低下すると言われています。さらに、広がった毛は歯や歯茎にうまく当たらず、かえって歯茎を傷つけてしまうこともあります。

毛の弾力にも注意しましょう
歯ブラシの中には、毛先が開きにくい材質のものもあります。また、歯みがきが上手で、軽い力でみがいている人は、毛先がなかなか開かない場合もあります。しかし、たとえ毛先が開いていないように見えても、長く使っていると毛に弾力がなくなって、汚れを落とす力が弱まってしまいます。
まとめ
毎日の歯磨きは、健康なお口のための大切な習慣です。自分に合った歯ブラシを選ぶことで、より効率よく歯垢を除去し、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
特に30〜60代の女性の方は、家族の健康管理にも関わる立場として、ご自身とご家族のためにも、ぜひ歯ブラシ選びを見直してみてくださいね。