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【親知らずの抜歯後】痛み・腫れを和らげるために自宅でできる7つのケア方法

親知らずの抜歯後、「頬が腫れて痛みがつらい」「うまく食事ができない」「いつ治るの?」といったお悩みを抱える方は少なくありません。家事や育児、お仕事に忙しく、なるべく早く快方に向かいたいと感じることでしょう。

本記事では、親知らずを抜いた後の痛みや腫れを軽減し、回復を早めるためにご自宅でできる対処法をご紹介します。

1. 抜歯当日は「冷やす」が鉄則

抜歯後は、外科的な処置により炎症が起こります。腫れのピークは通常、術後1〜2日後。これを最小限に抑えるには、最初の24時間がカギです。

保冷剤や氷をタオルで包み、20分冷やして10分休憩を繰り返しましょう。ただし、冷やしすぎは血流を悪化させるため、やりすぎには注意が必要です。

2. 激しい運動や入浴は避けましょう

術後すぐの入浴や運動は控えめに。血流が良くなりすぎて出血や腫れを助長する恐れがあります。シャワー程度にとどめ、体を休めることを優先してください。

3. お口の中を清潔に保つ

口腔内が不衛生になると、感染のリスクが高まり、痛みや腫れが悪化することも。処方されたうがい薬を正しく使い、歯磨きも優しく行いましょう。傷口に歯ブラシが直接触れないよう配慮が必要です。

4. 指や舌で傷口を触らない

気になるからといって、舌や指で傷口を触るのはNG。細菌が入り込んで感染の原因になります。つばの飲み込み方にも注意して、なるべく刺激を与えないようにしましょう。

5. 処方された薬は忘れずに

歯科医院で処方された抗生物質は、自己判断で中止せずに服用しましょう。痛みがないからといって薬をやめると、逆に炎症が悪化してしまうことがあります。

6. 食事はやわらかく、刺激の少ないものを

傷口の近くで噛むと痛みが出やすく、治りも遅れがち。術後数日はおかゆ、うどん、スープなどのやわらかい食事を選びましょう。唐辛子や熱すぎる飲食も控えるのがベストです。

7. 異常を感じたらすぐ歯科医院へ

通常、痛みや腫れは数日で軽快していきますが、「痛みがどんどんひどくなる」「膿のようなものが出てくる」「口が開きにくい」などの症状がある場合は、ドライソケットや術後感染の可能性も。遠慮せず早めに歯科を受診しましょう。

江口歯科医院からのメッセージ

親知らずの抜歯は、誰にとっても少なからず不安な処置です。しかし、術後の過ごし方を少し意識するだけで、痛みや腫れの軽減に大きな違いが出ます。

箕面市小野原にある当院では、患者様一人ひとりの不安や生活スタイルに寄り添いながら、丁寧なご説明とケアを心がけています。お困りの際は、お気軽にご相談ください。

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